【コインチェックショック後に投資家のとるべき行動】について書いてみた。
コインチェックが自己資金で盗まれたＸＥＭの弁済を約４６０億円かけて行うことを発表しました。
そこで今後投資家として取るべき一手先の行動を書いてみました。
コインチェックショック
２０１８年１月２６日
コインチェックがハッキングされ仮想通貨ＸＥＭが時価総額にして約５８０億円もの日本円が盗まれました。
ＸＥＭ（ネム）とはRipple（リップル）の友達です。（嘘ですけど相場的には本当）
これによりなにが起きたかというと
①ＸＥＭの取引を行えなくなった
②日本円の出勤ができなくなった
③Coincheck paymentの中止
これはどういう事かというと簡単に言えば
ネム盗まれっちゃったんで、とりあえず顧客のお金は強制的にうちが預からせてもらいます（送金させません）
と言う事です。
これが簡単に説明したコインチェックショックですね。
しかし投資家として今後を左右するのは
コインチェックが顧客の損失をどう扱うのか
です。
このまま支払できずに倒産となればＪＰＹを入金しただけの人も取引していた人もほぼお金は帰ってこないという結果になる可能性がありました。
しかし2018年１月２８日今朝未明（０：３０）にコインチェックは
自己資金で補填する
と発表しました。
これ本当に重要です。
なぜなら自己資金で補填できるだけの資金を持っていたということになります。
コインチェック
資本金 ９，２００万円
社長 ２７歳
資本金が約１億の会社が５８０億円を自己資金で補填するんですよ？
しかもその判断までの期間は約１日。
要するにそれだけの額を払うことができるほどの資金を持っていたということになります。
あの楽天でさえ２０１６年度の純利益が３８０億円です。
それを日本円で支払いますと言っているんです。
いったいどれだけ儲かっているの？
この発想に至れた人は投資家としての及第点です。
よかった、自分の資金がゼロになることだけはまぬがれたって発想に至った人は勉強しましょう。
ここからですよここから。
２６日の会見で記者からの質問
月々の出来高と月々の営業収益を教えてください
この質問に対してコインチェック側はだんまりを決め込みました。
あるテレビ番組での大塚取締役の発言（７：２０秒辺り）が本当であれば
コインチェックの月間取引高は４兆円。
４兆円！？
コインチェックで取り扱っているビットコイン等の仮想通貨の売買スプレッドが約４％だとしても
１６０億円
まぁ仮想通貨元年としても年間にして１０００億円以上の利益があると思います。
先ほども言いましたが楽天で月間純利益が
３８０億円
です。
社員数で言えば１００分の１以下の１００人程度の会社の利益が１６０億円ですよ？
はっきり言って
取引所儲かってます。
ＸＥＭコインの取引者約２６万人
です。
これを隠したかったのかは定かではありませんが儲かってますす、かなりの人数が仮想通貨市場に参加しています。
ただし、コインチェックが手数料収入を現金で保有しているかはわかりません。
数億リップルを取得したとかの噂は出ていましたから。
顧客の資金送金を凍結したということから考えると
現金での保有はしていない可能性が高い
と言うより、コインチェック民が全員資金を出金したらアベコイン（日本円）が足りず完全に資金がショート（倒産）するリスクがでてきます。
支払は確約しましたが、支払日に関する日程には言及していません。
そういった意味での出金制限なんでしょう。
でも自己資金で補填すると発表したんですよ。
以上のことをふまえて言います。
この情報からあなたならなにを連想しますか？
これがここらの投資家人生を左右すると思っています。
大衆＝仮想通貨はやっぱ危ないじゃん
投資家＝儲かりすぎでしょｗ想像以上に儲かりすぎｗだったら関連株が今後伸びる可能性が高いから仮想通貨だけでなく、リスクヘッジとしてそっちに分散投資するよ
この思考の違いが大衆と投資家の違いだと思います（銀行にお金を預けていてもお金は数円～数十円しか増えませんからね。ましてや銀行は楮維持管理の手数料すら取ろうなんて考えています）。
このコインチェックショック以前から仕込んでいる人が
本物の投資家
これ以降は
今から頭角を現す可能性のある投資家
だと私は考えています。
基本的に大衆判断として今回のコインチェックショックは
うわ～仮想通貨って危ないんだね～
これについきると思います。
今回のコインチェックショックはこのような感情を根強かせています。
特にお金を持っており高齢者である年齢層にです。
仮想通貨に関して言えば投資家は若年層が多くを占めていますから。
本当にお金を持っている高齢者層に対して今のダークな面を払拭し、どれだけクリーンなイメージを植えつけられるかが今後に左右していきます。
なので、今後コインチェックがどのように成長していけるのか、メディアにとってもコインチェックは広告主ですので、各メディアがどういった扱いをしていくのか。
これにより仮想通貨市場への新規流入者の増減が変わっていきます。
一般大衆にとってメディア放送からの仮想通貨が今後どのような役割を果たしていくのなんかのビジョンは見えていません。
むしろ投資家の中にもコインチェックショックのようにセキュリティー面での対応がガバガバだからもう投資なんてできないよ。
って人も多いかと思います。
ただ一言だけ言います。
絶対に数年は仮想通貨は上がり続けます。
これ２０１８年１月時点の発言ですからね！？
バフェットが言及するように最終的には下落すると思います。
ただ今後数年周期で言えば稼働通貨の価値の上昇は否定できないです。
これから世界的に仮想通貨のインフラ整備が整っていきます。間違いなく。
ですので最終的にドルや円と言った法定通貨に縛られない通貨が仮想通貨なんですよ。
最終的には今のドルや円のように１日に数十万円単位での上下のない通貨が仮想通貨になっていることでしょう。
仮想通貨の相場が安定した時が世界共通通貨になる可能性がある
ようは今の投機的な通貨から世界共通通貨になり得る可能性のある通貨になるかもってことです。
ただ現在の世界情勢で言えば仮想通貨が世界共通通貨になるかと言われれば
仮想通貨は世界共通通貨にはなれない
と思っています。
しかしながら、インフラ整備（各国での仮想通貨のありかた）や法律の改変さえ整えば将来的にはあり得るかもとは考えています。
その期間ははっきり言ってわかりません。
仮想通貨を禁止している国がある以上は言及できないです。
上記の事柄からまとめに入ります
コインチェックショック後に一手及び二手先を読むには！？
今日の執筆でのまとめは
・仮想通貨取引所はスプレッドで想像以上に儲けている
・この事象から仮想通貨取引所や関連株が将来的に上昇する可能性がある
（想像以上の儲け＝業績がある）
・この事象から仮想通貨だけでなく株式投資などで利益を取れる可能性がある
（仮想通貨関連株の上昇が期待できる）
私は上記の３つから
仮想通貨・為替・関連株
に今年は投資します。
これはメディアの報道方法の強弱にもよりますけどね。
ただ、先を読んで仕込みをしない事には大きなキャピタルゲインは得られません。
以上のように、話題の仮想通貨にだけ投資するのが正しい判断ではありません。
常に広い視野でコインチェックショックで今後どういったことが起きていくのかと言う思考を停止させず、常に貪欲に攻めていきましょう。
でも投資は自己責任で。
では今日はここでゼロンパ！
